ちくさ駅前眼科、千種駅、ドライアイ, 眼科アレルギー、土日診療可能まつもとファミリークリニック

糖尿病と高血圧による眼の合併症

糖尿病と高血圧による眼の合併症について

糖尿病は血糖値が高い状態が続くことにより全身の血管の壁が傷んで、破れたり詰まったりすることが起こる病気です。
目の奥の網膜に発生する糖尿病網膜症は、糖尿病の3大合併症の1つです。日本の失明原因第2位で毎年全国で約2から3千人が糖尿病網膜症で失明しています。
網膜には多くの毛細血管(非常に細い血管)があります。毛細血管は糖尿病によって詰まっていき、網膜が血液不足になります。その状態が長くつづくと、血液不足になった網膜の細胞が出した血管新生因子による異常な新生血管が発生しついには網膜や眼内への出血、眼圧の上昇(血管新生緑内障といいます)、視力障害が出ます。
糖尿病網膜症は初期の状態では自覚症状が出ないので、多くの方は眼科を受診する必要性がないと判断してしまうかもしれません。しかし、目に自覚症状が出たときには、かなり病状が進行しており視機能の改善が困難です。内科で糖尿病と診断された場合は、必ず眼科を受診してください。受診する際には、血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー:1~2カ月程度の血糖値の平均の目安になるものです)の値を確認しますので、糖尿病手帳や内科の採血検査の結果を持参してください。そして定期的な眼底検査を行い早期発見、早期加療に努めましょう。
また、糖尿病のように血管に負担をかける病気として高血圧があります。高血圧は血管の内部の圧力が高い状態で、動脈硬化と関係します。動脈硬化の進行が血管を細くし、高血圧性網膜症を引き起こします。糖尿病網膜症や高血圧性網膜症の確認は散瞳眼底検査(目薬で瞳を開いて網膜を観察する検査)を行うことで確認可能です。(瞳孔が開くのに30分程時間がかかります。)